【4月まとめ】「なんで私ばっかり…」を卒業!家族が戻せる仕組み
家の中が散らかっていると、ついイライラして「なんで私だけが片付けているんだろう…」とむなしい気持ちになったことはありませんか?
何度も家族に「片付けて!!」と言っているのに、なかなか片付けてくれない。
その問題、もしかすると片付けの仕組みに原因があるのかもしれません。
4月は、家族みんなが無理なく片付けできるようになるための仕組みづくりをテーマに、ミニワークを交えながら、リバウンドしにくい整理収納の考え方をお伝えしました。
1. 片付かない原因は「家族」ではなく「仕組み」にある?
一生懸命片付けているのに、気づけばまた元の状態に。そんな嘆きを本当によく耳にします。
そして多くの方が、自分がズボラだからとか、家族が協力してくれないからと自分の性格だったり、家族のせいにしてしまいがちです。
しかし、整理収納アドバイザーとしてそんなご家庭を見てきた中で確信しているのは、片付かないのは仕組みのせいだということです。
かつての私がそうだったように。
例えば、以下のような心当たりはありませんか?
・使い終わったモノをどこに戻せばいいのか家族が直感的に分からない。
・戻す場所が遠かったり、アクション数(扉を開ける、箱を出すなど)が多かったりして面倒。
・そもそも『定位置』が曖昧で、なんとなく空いている場所に置いている。
以前の私といえば、家族からの「あれどこ?」はたびたび。あげくには「ママが片付けるとしょっちゅう場所が変わって何がどこにあるかわからなくなるんだよね」と迷惑がられる始末。
結果、出しっぱなし、置きっぱなしになるのは当然ですよね。
2. 「家族を変える」よりも「戻しやすさ」を優先する
何度言っても片付けてくれない家族を動かそうとすればするほど、こちらのエネルギーが消耗してしまいます。言われる側も「また小言がうるさいな」と反発したくなるだろうし、お互いにストレスをかかえてしまいますね。
それよりもずっとラクで効果的なのが、「戻しやすい仕組み」に整えることです!
仕組みを整えてしまいさえすれば「片付けて―!!」を叫ばなくても、家族が自然とモノをもとの場所に戻せるようになります。
「片付けて!」のイライラがなくなれば(減れば)家庭内の空気はずっと穏やかになることでしょう。
ワーク : 置きっぱなしゾーンを1つ見つける

ダイニングテーブルの上、ソファの横、玄関の靴箱の上など、いつもモノが溜まってしまう場所を観察してみてください。
そこは、家族にとってとりあえず置きやすい場所であり、戻すのが面倒な場所のサインです。まずは1ヶ所見つけるだけでOK!!
3.「自分目線」から「家族目線」へ視点をシフト
収納を作る時、どうしても自分(片付け担当者)が管理しやすいように作ってしまいがちです。
しかし、家族が片付けてくれない場合、それは家族にとっては使いにくい仕組みになっているかもしれません。
一度、家族の視点に立って、収納を眺めてみましょう。
チェックポイント:
・高さ:子供やパートナーにとって、その場所は高すぎたり低すぎたりしませんか?
・ラベル:中身が何か、誰が見ても一目で分かりますか?
・動線:そのモノを使う場所から、戻す場所まで遠すぎませんか?
・手間:戻すまでの動作が多すぎませんか?
・量:収納場所にモノが詰まりすぎていませんか?
・家族のクセ:その人の行動パターンに合っていますか?
観察してみると、できない理由が見えてくるはずです。
4. 片付けの本当のゴールは「部屋をきれいにすること」ではない
片付けには、たったひとつの正解はありません。モデルルームのような美しい部屋を作ることだけが正解ではないのです。
片付けの本当のゴール。
それは、そこに住む家族みんなが、心地よく過ごせること。ここが一番大切ですよね。
モノの数や、収納ケースの美しさよりも大切なのは、家族それぞれの価値観を尊重することです。「これくらいは出しっぱなしでも気にならない」「これは絶対ここに置きたい」といった、お互いの心地よさの基準を少しずつすり合わせていくこと。
この心の歩み寄りと、仕組みの改善をセットで行うことが、リバウンドを防ぐ最大の秘訣です。
まとめ:少しずつ、暮らしを整えていく
「片付けて!」の前に見直したい3つのこと
- 仕組みを疑う:できないのは仕組みのせいかも?と考えてみる。
- 家族の目線に立つ:家族にとっての使いやすさを探る。
- 価値観を大切にする:みんなの心地よさの妥協点を見つける
この積み重ねこそ、家族が協力し合える暮らしにつながるんだと思います。今週はまず、家の中をそっと観察するところから始めてみませんか?
整理収納サポート「マール」では、お客様お一人おひとりの生活スタイルに合わせた「リバウンドしない仕組み作り」を提案しています。お悩みの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。